【大麻食品(エディブル)の合法化が数ヶ月の遅延】【翻訳】

原文:Mike O 

訳:Cannabis Life Network Japan (Takuma Imamura)

https://cannabislifenetwork.com/legal-edibles-delayed-for-months/

 

大麻食品大麻エキス大麻の局所用塗り薬などの合法を楽しみにしている方々に悲報です。

カナダ政府は、嗜好用大麻を合法化した日からちょうど1年が経つ2019年10月17日に、大麻食品や大麻エキス、大麻の局所用塗り薬の合法化を約束しました。

予定通り10月中に規則ができますが、少なくとも12月中旬まで実際に合法の大麻食品を購入する事はできません。

予定していた10月まで数ヶ月しか無いのにも関わらず、カナダの保健省はこの”合法化の方向転換”をしました。

カナダの保健省はつい最近、今年の3月に下記の様に発表していました。

 

大麻製品(食品・エキス・塗り薬)は2019年10月17日までに大麻法の下で合法的に販売が認められます

 

またもや延期か

 

この様に感じるのは昨年の嗜好用大麻合法化の際にも同様の出来事があったからです。

大きく報道された嗜好用大麻合法化の際の出来事を思い出してみてください。

7月1日のカナダデー(Canada day)に嗜好用大麻の合法化を実現して、7月1日を祝うもう一つの理由ができるはずでしたが実現される事はありませんでした。

そして本来予定されていた『7月1日』の合法化は『今夏中』へと予定が変更され結果的に合法化されたのは10月の17日でした。

 

迫り来る連邦選挙

 

注目すべきポイントは合法化のタイミングにもあります。

大麻食品の合法化は10月の17日の予定で、その4日後の10月21日には連邦選挙が予定されています。

大麻食品の合法化が遅れることにより、『果たして政府は真面目に仕事をしているのか?』との声が上がります。

2015年に行われていた選挙の際は大麻業界の沢山の方がトルドー首相を支持する人たちを捉え、熱狂的にトルドー首相を受け入れましたがトルドー首相は今年の10月に行われる選挙でもそのサポートを引き続き受けられるだろうか。

それともトルドー首相は大麻を支持している有権者を失うことになるのか?

自由党は合法化が有権者にとって成功するだろうと楽観的に考えていたのかもしれませんが、実際には合法化の展開は最初から完全な失敗作であり、非常に短期間でこうした流れが終わってしまったのは残念です。

政治的なライバルや闇市場は別とすればここに勝ち負けはありません。

言い換えてしまえばポジティブなPRもありません。

間違いなく今回の選挙では大麻が主要な争点になりどの様な政党であろうと、トルドー首相の間違った大麻の管理方法について指摘されることになるでしょう。

いずれにせよ自由党は右派および左派から大麻法の運用方法について抗議されるでしょう。

 

合法化によって見えた事実

 

https://cannabislifenetwork.com/wp-content/uploads/2019/06/Final-regulations-overview-Infographic-1.pdf

大麻が合法化されたことによって、ライセンスを持たないディスペンサリーは営業停止となり、実際には様々な面で大麻の入手が難しくなってしまいました。これは結局、もともと政府が撲滅すると誓った本当の闇市場に潤いをもたらしただけでした。

すでに法外な価格での販売、全国的な供給不足、多数の製品がリコールなどの問題が発生していて、大きな問題となっています。

合法化が遅れた理由は、政府が大麻食品の複雑さを甘く見過ぎていた為だと言っても過言ではありません。一部の政治家は大麻食品が一体何なのかを全く理解していなかった事が大きな理由です。

https://www.vice.com/en_ca/article/kzx8wx/watch-this-conservative-senator-confuse-toke-with-joint

ポケットに大麻が4回分入っている“なんて表現をする人はおそらく大麻について何も知らないでしょう。

こういう人達が、私たちの大麻の法律を決めているのです。

そして大麻法について書いているのはこの”何も知らない方達”なのです。

 

 

MIKE OKADA(マイク・オカダ)

ジャーナリズム、コンテンツの作成、コピーライティングなど、様々な面での執筆を経験。

マイクはアーティストにインタビューを実施、数え切れないほどのライブイベントをカバー、ゼロからブランドを立ち上げ、SNSへの投稿、ブログ、ウェブサイト、広告を手がける。地域社会にも関与しており、現在非営利のボランティア組織の理事を務めています。

空き時間には、バンドとのセッション、稀に冗談話が多くウンザリされる場合も笑

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